2025年12月27日
佐々木製菓は一年こんなことをしました報告
早くも年の瀬。早い!怖い!
一年間ご愛顧いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
お腹が空いた時、口寂しい時、イライラした時、プレゼントで誰かに喜んでほしい時、
色々なシーンで佐々木製菓の商品を楽しんでいただけましたでしょうか。
佐々木製菓は小さな町工場で、まだまだお届け出来る機会が少ないですが、
なんとか広げようと少しずつがんばってきたこの一年を振り返ってまとめてみたいと思います。
2月:交通ネットワーク商談会
高速道路のサービスエリアなどのお店が参加する商談会に参加しました。
今年は12月に半月程置いていただく機会がありました~。継続して置いてもらえるようがんばらねば。
3月:多国籍子商人いくの駄菓子屋
生野区の菓子メーカー4社の大人達が仕掛ける、子ども達と”まち遊び”の企画第一弾!ということで、丹生堂本舗さん、フルタ製菓さん、高橋製菓さんと一緒に「子どもたちが遊べる未来の駄菓子屋」を考えようというイベントを行いました。
「生野区にある駄菓子屋さんを訪問→生野区のお菓子の食べ比べ→駄菓子屋さんを描くワークショップ」という内容で、楽しそうな子供達と一緒に空想駄菓子屋さんを考えるのはこちらも楽しかったです。
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4月:万博への出品とウェルカムレセプション/神社マルシェ
●万博に出品
佐々木製菓は金平糖で「大阪産(もん)名品」という認証をいただいています。大阪で古くから製造し愛される食品に認定されるものですが、その「大阪産(もん)名品」が万博内にお土産物屋さんを出店。佐々木製菓の金平糖もこちらで販売させていただきました。万博専用にミックスジュース味の「大阪こぐまスター」も作り、限定販売しました。

●万博ウェルカムレセプション
チョコ掛け屋で「大阪代表商品」に選ばれた関係で、万博開催前に参加国や国際機関の代表者、パビリオン館長など錚々たるお客様をお迎えするイベント「ウェルカムレセプション」に出席させていただきました。沢山の国の関係者の方々へチョコ掛け屋のプロモーションを行いました。こんな貴重な機会に参加させていただけてとても光栄でした。

●神社マルシェ
昨年に引き続き「神社マルシェ」に参加させていただきました。綿菓子をくまちゃんっぽく見えるよう工夫したり、金平糖の詰め放題をしたり、新しい試みで楽しいイベントとなりました。いつもの仲間が楽しく、地元密着型の大好きなイベントです。

5月:書きたいけど書けない取り組み
こんな小さな工場では関わることのない、国民的と言っても過言ではないようなビッグイベントで金平糖をご利用いただきました。詳細は書けませんが、大げさではなく父との一生の思い出が出来ました。
6月:大阪代表商品
関西国際空港に初めて出品させていただきました。このほかにも阪急百貨店や伊丹空港など、営業のいなかった佐々木製菓では販売出来ないようなお店に置いていただく機会があり、とても嬉しかったです。
9月:大日本市/GLOBAL-Tex/多国籍子商人いくのこども菓子
●大日本市
中川政七商店さんの商談会「大日本市」。行きたいと思いながら行けず(人がいない)、何年も恋焦がれていました。今年は子供が大きくなったので初めて出店させていただき、人気投票で2日目(だけ)5位!に入れたのはとても嬉しかったです。この展示会で出会え、買っていただいたお店はその後13店舗になりました。今まで出た展示会でも一番つながりが多く、学びも多い商談会でした。(あと東京のお蕎麦が心底美味しかった)
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●GLOBAL-Tex
大阪産業局さんが行う大規模展示会「GLOBAL-Tex」。海外展開を目指す企業をサポートしてくださるものでした。こちらは海外のお客様と繋がりが持てたこと(佐々木製菓は実は今年から輸出を強化しつつあります。ちょっとだけよ)、国内のお客様でも、すごくリピート購入していただける素敵なお店と出会えたこと、楽しい仲間と取り組めたことが本当に嬉しかったです。

●多国籍子商人いくのこども菓子
3月に生野の菓子企業4社で行ったイベント「多国籍子商人いくの駄菓子屋」の本番とも言える取り組みです。こどもに商品企画やパッケージ制作まで行ってもらうという本格的なイベントで、工場見学にも来てもらいました。デザイン会社のKUUMAさんにも入ってもらい、ネーミングの考え方など勉強になることしきりだったはず。生野のものづくり企業の方々にも協力してもらい作り上げたパッケージの「サコッシュ」は、生野の町工場同士ならではの協力体制と面白がり力。
この一連のイベントは、万博を契機にした生野区のサポートがあり実現したものです。区役所の方や丹生堂さんやフルタさん、高橋製菓さんと仲良くなれたこともとても大事な財産となりました。

→KUUMAさんのnote:クウマ雑日記「いくのこども菓子」
10月:海外展開チャレンジセミナー/フィリピン催事
こちらも大阪産業局さんの取り組み(本当にお世話になっております。みんな良い人で大好き)です。
わたしらみたいな小さい工場でも海外に輸出したい!という夢をサポートしてくださっております。
今も引き続き商談を続けており、いい感じでございます。
この講師を務めるCOUXUさんがセミナーとは別に行われた企画で、フィリピンMITSUKOSHI BGCさんの催事があり、そちらへも出店させていただきました。こぐまスターが若い子に人気だったそうで、くまちゃん、海外でも人気でした~!
11月:事業承継補助金/トモフェス
●事業承継補助金
申請するにあたり、創業100年に向けて(現在96年目)の取り組みや、社長交代への道筋を考えることが出来ました。補助金は新しいことにチャレンジ出来るお金をサポートしていただけることはもちろん(というかこれ目的やけども)、普段雑用に追われ考えられない長期計画を整理するのにとても良いです。無事採択され、今後100年に向けて4年間、毎年ブランドを立ち上げるという無謀なチャレンジを行います。まぁいつものようにずるずると時間がかかるかも分かりませんが、ひとつは大体形になっておりますので、楽しみにしていてくださいね!
●トモフェス2025
昨年に引き続きこちらも参加させていただいた友安製作所さんのイベント。綿菓子をカップに入れて金平糖を散らしてみたり、こぐまワークショップをしてみたり。「日常のトキメキを探しに行こう」をテーマにされているこのイベント。こどもさんが並んでくれて、次から次へと目の前でワークショップをしている姿を見ていると、笑顔のベルトコンベアーのようで、こちらがトキメキたっぷりいただけました。

こうしてまとめてみると、沢山の方と繋がり、一緒に楽しいことが出来て、好きな人もいっぱい出来て、いい一年だったのだなぁと喜びもひとしおです。もちろん間では突然遠吠えを吐いてしまうような日も何日か(いや、何日も・・)ありましたが、そこは表裏一体。楽しいことだけ思い出して年越しを迎えたいと思います。
改めまして、今年一年、弊社商品をご購入いただきましたお客様、一緒に色々と考えアドバイスいただいた皆様、いつもご尽力いただいている協力会社の皆様、そしていつも支えてくれている社員のみなさん大好きです!ありがとうございました!
皆さまが穏やかで実りある新年を迎えられますように。
来年も、日々の中に小さな「おいしい」や「うれしい」をお届けできたらと思っています。
良いお年を!

閉館後の万博会場にて
